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「壱岐神楽」約700年前から続く現職の神職による御神楽

壱岐の神社めぐり

畳2畳の上で踊る?!国の無形民俗文化財に指定されている歴史ある壱岐の伝統神事とは

700年の歴史を持つ壱岐神楽

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博多から高速船で1時間の離島・壱岐島には大小合わせて1,000以上の神社が存在します。その壱岐島で大切に伝えられ神社の神職にだけ舞を許された「壱岐神楽」は国の無形民俗文化財に指定されています。他では見られない壱岐特有の神事芸能ということで観光客にも人気があります。

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「壱岐神楽」の発祥は南北朝時代の1336年〜1392年といわれ、700年の歴史を誇ります。江戸時代に一般の人にもわかりやすいように改変がされたと言われています。

壱岐神楽が演舞される神社の例大祭に参加してみました

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今回は芦辺町の「興神社」 の春の例大祭に参加させていただきました。「興神社」では毎年4月13日と11月13日に春と秋に例大祭が行われ、その中で神楽が演舞されます。

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まずは社殿にて神事が厳かに執り行われました。

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その後、神輿が里を巡行しました。「興神社」のある地域にある3つの部落を巡ります。

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少し距離があるので、神輿は軽トラの荷台に乗せられ(!)ての巡行。宮司さんたちも軽トラに乗り込み、家々をまわります。地域の人々がみんなで伝統を守り続けている姿がありました。

いよいよ壱岐神楽が始まりました!

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神輿の巡行が終わると神楽の始まりです。全国には様々は神学がありますが「壱岐神楽」は現職の神職たちによる珍しい神楽です。他の地域では神楽を上演する専門の人が演じることがほとんど。35番ある曲目のすべてを畳2畳のスペースで舞います。

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畳2畳で行われているとは思えないほどアクロバティックな動きや面、剣、弓などを使う舞もあり、ストーリーがわからなくても楽しめる内容になっています。

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時折笑顔が溢れながら和気あいあいと行われた神楽は、初めての人でも親しみやすく、楽しみながら伝統に触れることができます。

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なんと、私も急に着物を着せられ、飛び入り参加させていただきました!

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真似すれば大丈夫と、ドギマギしながら神楽を初体験させていただきました!

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宮司さんたちも暖かく応援してくださいました♪

神楽は様々な神社で行われています。毎年8月の第1土曜日に石田町筒城ふれあい広場では野外ステージで夕方6時から何時間も舞が行われる「壱岐大大神楽」が公演されます。

壱岐の歴史ある伝統神楽を体験

壱岐に観光の際には壱岐の伝統神楽「壱岐神楽」に触れてみませんか?飛び入り参加もできちゃうかも?!

興神社

〒811-5755 長崎県壱岐市芦辺町湯岳興触676

※各神社の神楽の予定は壱岐市観光連盟にお問い合わせください。

壱岐市観光連盟

0920-47-3700


文 / 藤井清香 撮影 / 永島俊介・三好章太

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